Solaris8のインストール

インストールの準備

  • Solarisはすでにシステムにインストールされている必要がある?! 詳細はハードウェアマニュアルを参照?!
  • ミニルート
    • カーネルと最小限のSolaris環境。初期インストールでマシンにコピーされる。
  • フレームバッファを検出したらGUI、なければCLIが勝手に選択される
  • ローカルCDドライブ前提
  • 必要なネットワーク情報を事前に調べておく(詳細マニュアル参照、特にネームサービスの種類)
  • インストールするソフトにより以下の4種類がある
    • 全体+OEMサポート、全体、開発者システムサポート、エンドユーザーシステムサポート
  • スワップは、デフォルト512MB
  • CD-ROM
    • Solaris8 Installation Multilingual CD(SPARC)
      • ない!? ハードに付属なのか? だとするとSolaris7だがよいのか?
      • Software 1 of 2でbootするという噂もある
    • Solaris8 Software 1 of 2 CD(SPARC)、及び 2 of 2 CD
    • Solaris8 Language CD (SPARC)
インストールを設定する方法
  • Solaris8 Installation Multilingual CD(SPARC)を入れて、スーパーユーザーでhalt、またはStop+Aでokプロンプトを出し、boot cdrom
  • 言語を選択 →Japanese
  • 初期インストールかアップグレードを選択 →初期
  • /dev/dsk/c0t0d0をフォーマットをするか →y
  • swapサイズを指定 →512MB
  • スワップスライサをディスクのどこに置くか →先頭
  • ミニルート、プラットフォーム固有のファイルがコピーされた後、ようこそ画面が出る

Solaris Web Startの使い方

  • インストールするソフトは個別には選択できない。先述の4種類よりの選択。
  • 複数のHDDがある場合、Default Installではシステムディスクしか設定できない。Custom Installなら設定可能。
  • ファイルシステムの配置は自動。変更は可能。
システムを構成する方法
  • ようこそ画面で次へをクリック
ネットワークに接続する・しない する
DHCPを使用 しない
ホスト名
IPアドレス
ネットマスク
IPv6を使用 しない
ネームサービス なし これはたぶん後でNISに変更することになるだろう
時間帯 地域 →アジア東部、日本
日付と時刻 年月日時分
rootパスワード
電源管理システム オフ、質問しない
プロキシサーバ構成 インターネットに直接接続
  • 情報の確認画面 →Kioskが起動し、ようこそ画面が出る
Solarisをインストールする方法
  • ようこそ画面で次へを押す →Solaris8 Software 1 of 2 CDに入れ替え
インストール形式の選択 デフォルト もう一個の選択肢はカスタム
ロケール アジア →EUC EUC以外も選択肢に出るらしい
システムのロケール選択 日本語(ja)
製品の選択 Documentation、Software 2 of 2
追加製品の指定 なし
ディスクの選択 c0t0d0を選択? だいたいここに他のパーティションも出るのか謎
ファイルシステムの配置 サイズの変更が可能
  • インストールの準備完了画面で、インストール開始をクリック
  • Software 1 of 2 CDからインストールし終わると、インストールの一覧画面が出る
  • Software 2 of 2 CDから入れるソフトがあれば媒体を指定 →CDを指定し差し替え
  • リブート画面
  • リブート後、ユーザー名とパスワードを入力しログイン
  • CDEまたはOpenWindowsを選択する画面が表示される場合がある →OpenWindowsを選ぶのだろうか。。。
インストール後のソフトの追加と削除
  • Solaris Web Start
  • Solaris Product Registry
    • /usr/bin/prodreg
    • インストールした全ソフトの一覧表示、追加インストール、削除が可能
  • Admintool
    • スーパーユーザーで、admintool &で起動
    • 追加、削除が可能
  • pkgadd、pkgrm
    • /usr/sbin/pkgadd -d (device_name) (pkgid)  追加
    • /usr/sbin/pkgchk -v (pkgid)  チェック
    • /usr/sbin/pkgrm (pkgid)  削除
おまけ
  • ディスクの命名規則
    • cntndn
      • cn;論理的なコントローラの番号
      • tn;物理的なバスターゲットの番号
      • dn;ドライブ番号
  • スライス
0 ルート
1 スワップ
2 ディスク全体